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リーダーの悩み

Ma-Pa代表のちぐさです。

本日も、訪問いただきありがとうございます。

 

先日、管理職をされている30代男性から悩み相談を受けました。

今日は、リーダーの悩みについて書きたいと思います。

 

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彼は、年上も年下も幅広い年齢の方とプロジェクトを組んでいるそうで、

特に年上の方への仕事の振り方・コミュニケーションについてで悩んでいました。

 

同年代の人たちとは、特に問題はないそうなのですが、

なぜか、年上の方が相手で立て続けに4人も同じような反応があったとか。。

 

いくつかの仕事がある中で、

彼が年上の方に仕事をお願いする時に

「どれかお願いしたいのですが、どれができますか?」

と聞くと、一番難しい案件を選択されたそうで

彼は、本人の意思を尊重し、

選択された仕事を任せる事に。

 

仕事の期限も事前に伝えている状態で、

期限の2週間前に

「大丈夫そうですか?」

って進捗状況を確認したところ、

「まだ取り掛かっていないけど、大丈夫です。」

と返答があったため、彼は任せていました。

 

そして、いよいよ期限の前日。

彼は、

「明日が、期限ですが大丈夫そうですか?」

と尋ねると、

「全くできていないので、今からでは無理です。」

と返答がありました。

 

結局、彼自身が1日で仕上げる事に。

 

彼の悩みは、このやり取り・同じような現象が4人続いたという事。

そして、結果的に4人とも職場を離れる事になったという事。

相手が悪いのか?自分が悪いのか?

 

最初は、相手のせいにしていたけど、

4人も続くと自分に原因があるのではないか?と思ったそうで、

私に相談してくれました。

 

相手が悪いのでしょうか?

彼が悪いのでしょうか?

 

世代の違う人が、一緒に仕事をする中で、

コミュニケーションの世代格差があるかもしれません。

 

先輩方には先輩方のプライドがあり、

彼には彼のプライドがあります。

 

彼は、決して相手を見下したり、馬鹿にしたような表現はしていないと思います。

 

だけど、相手はどう受け取っているかわかりません。

 

もし、言いたいことがあっても、

立場によっては、言えないこともあり、

彼に合わせて「はい」と答える事しかできないかもしれません。

 

人それぞれ、言葉に対するイメージは違います。

「期日に間に合わせる」

という言葉を取っても、

「ギリギリでも間に合えば良い。」と思う人もいれば、

「余裕を持って終わらせた方が良い。」と思う人もいるかもしれません。

 

言葉に対するイメージは、

どんな経験・体験をしたかで変わってきます。

 

そして、

「ギリギリでも間に会えば良い。」と思っている人の中でも、

・追い込まれて達成できる人。

・追い込まれて頑張るけど諦めてしまう人。

 

・・・・・・

 

「余裕を持って終わらせた方が良い。」と思っている人も、

・コンスタントに進める人。

・出来る事を一気に終わらせてしまう人。

・余裕を持って始めたはずなのにバタバタしてしまう人。

 

・・・・・・

 

色んなパターンの人がいるでしょう。

 

どんな言葉を投げるか、

どんなやり方で仕事を振るか、

方法を考えればいくらでも出てくると思いますが

 

まず大事な事は、

自分が日々どんなコミュニケーションパターンを使っているのか、

自分がどの観点(判断基準)で話しているのかを、

明確に理解する事が必要です。

 

そして、相手がどんな観点(判断基準)を持っているのか、

知ることもコミュケーションを潤滑にするためにも必要です。

 

日々の中で、自分が伝えたい事と、

相手が受け取っている事がどれだけ一致しているか確認してみてください。

 

仕事が出来る人ほど、

全体を見て判断することが当たりまえかもしれません。

スケジュールの管理、タスク管理、マネージメントが得意かもしれません。

 

自分の中で当たりまえになっている事が、

相手の中には、ただ単にイメージがないだけかもしれませんよ^^