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喧嘩と本音の関係。~my story⑨~

Ma-Pa代表のちぐさです。

 

本日も、訪問いただきありがとうございます。

丸裸に語る「まっぱシリーズ」で、

前回は喧嘩が出来ないことの悩みを書かせてもらいました。

 

8henge.hatenablog.com

 

私にとって、喧嘩が出来ないこと=本音で話せないことであり、

相手に合わせた反応をしてしまう習慣の現れでした。

 

喧嘩をしてしまう事で、

相手の怒りを買ってしまう。

私にとって、怒られるという事は恐怖でした。

 

怒られるという現象を避けるためにも、

喧嘩を避ける必要がありました。

 

 

怒られる恐怖。

子どもの頃は、母との約束を守らなければ、

良く怒られていました。

 

私の家では、

集会中(宗教の集まりの事)に居眠りをすると、

太ももをつねられたり、

それが何度も続くと、

家に帰ってからベルトで鞭をされる。

集会中に積極的に手を挙げて、

質疑応答に参加しなかれば注意される。

あまり気が乗らなくて反抗的な態度をとると、

家に帰ってからベルトで鞭をされる。

 

まだ小学校低学年の私にとって、

居眠りもせずに、静かに座って、

大人の話を2時間も聞くなんて難儀な事。

 

私なりの言い分があっても、

聞き入れてもらうことはできませんでした。

(当時の私の認識による見解です。)

 

怒られたことに対して、自分の気持ちを伝えたら、さらに逆に怒られる。

 

怒られる怖さから、

自分の感じている事をありのままに表現することはできなくなりました。

 

弟との喧嘩。

小学4年生くらいで2歳下の弟とよく喧嘩をしていました。

とっても激しい喧嘩をしていました。

私は、言葉で喧嘩をするタイプ。

弟は、言葉も体も使って喧嘩をするタイプ。

 

何が理由で喧嘩していたかは覚えていませんが、

喧嘩が始まると弟の方が強く、

私は怖くて逃げ回っていました。

 

口も達者だし、

癇癪を起しやすいタイプだった弟は、

叩いてくるは、

蹴ってくるは、

足を踏みつけてくるは、

はさみとか本とか投げつけてくるは…。

 

怖くて怖くて、仕方ありませんでした。

 

そんな喧嘩が母に見つかると、

私も弟も同じように怒られます。

どちらかだけが悪いというわけではなく、

どちらも悪いという事で怒られます。

 

喧嘩で恐怖を感じた私は、

母からのお叱りでさらに恐怖を感じていました。

 

彼氏との喧嘩。

高校3年生の時に、

バイト先で知り合った一個下の彼と付き合い始めました。

 

彼は、私の事を大事にしてくれているのか、

まめに連絡をくれました。

だけど、少しでも返信が遅いと、

よく怒られていました。

「返信遅れるなら、先に言えって言っただろう!」的な事を言われることが多々。

 

そんな彼とも、高校卒業と同時に遠距離恋愛になりました。

私は、専門学校。

彼は、高校3年生。

ライフスタイルも若干異なり、

連絡が取れるタイミングがずれる事も。

 

ほぼ毎日のように電話をしていましたが、

電話をする度に喧嘩というか…怒られる。

 

「何か言うことないの?!」

って言われるも、何を言っても火に油を注ぐ状態。

 

怒っている人に、

自分の思っている事を伝えるなんて無理。

 

怒っていないときに、

自分の思っている事を伝えたとしても、

怒らせてしまう危険性「大」!!

 

必要以上のことは言わない方がいい。

相手の反応をみて、どんな反応を返すか考える。

 

私は、ただ仲良くしていたいだけのに、

いつも怒らせてしまうことにビクビクしていました。

 

喧嘩をすることは怖い。

喧嘩をしたいと言われても、

私には怖い、恐怖のイメージしかありません。

 

いつ相手を怒らせてしまうか分からない。

怒られた時の気持ちをどう処理して良いか分からない。

相手との関係性が壊れてしまうかもしれない不安。

 

喧嘩をせずに、いかに穏やかに過ごせるか。が私にとって重要でした。

 

喧嘩は本音の関係。

喧嘩ができれば、本音が出せているのでしょうか?

喧嘩ができなければ、本音が出せていないのでしょうか?

 

私は、昔付き合っていた彼氏に、

「もっとお互いを知るために喧嘩したいんだ。」

と言われました。

 

喧嘩をすることで、お互いの知らない面を知ることができて、

仲が深まり、愛が深まるでしょう。

 

でも、それが本音を出している事とは、

関係ないと思います。

 

なぜなら、本音とは本人も気づいていないことも多いから。

自分の喋る言葉に、

どんな感情が込められていて、

どんなイメージがあって、

どんなエネルギーがあるのか?

それは、どんなアイデンティティで話しているのか?

理解できているでしょうか?

 

言葉も、感情も、行動も、

条件が変われば変化します。

 

例えば、愛してるよ♡という言葉をいわれて

嬉しかった気持ちが、

時が経ち、相手がむかつく存在になれば、

嬉しい気持ちなんてなくなるでしょう。

 

自分がどんなアイデンティティなのか?を知ることは、

本音とも繋がります。

 

喧嘩をすることにビクビクしている状態では、

喧嘩をしたところで本音は出てきません。

 

喧嘩を避ける関係のままで、本音を出そうとしても、

怒られる不安・恐怖があるので本音は出てきません。

 

自分のアイデンティティが変わらないと、

本当の意味で、本音を出すことが出来ないという事を知りました。

アイデンティティが変化する事で、

喧嘩も出会いの一つとして楽しむことができます。

 

喧嘩をしても、しなくても本音で語り合える関係性を創りましょう♪